
■銀行や警察からの電話だと思い込み、指定された詐欺師の口座にお金を振り込んでしまう「プッシュ・ペイメント詐欺(push payment fraud)」が急増している。BBC(電子版)が報じた。
プッシュ・ペイメント詐欺による被害は昨年だけでも15万人、総額4億7900万ポンドにのぼるとされ、前年比22%増となっている。とくにターゲットにされているのは、進学や就職を控えた若者。ルディ・ドゥーザくん(18)によると、詐欺犯は電話でドゥーザくんの口座番号、ソートコードなどのカード情報を伝え、銀行からの電話だと信じ込ませたという。
「パスワードやOTP(ワンタイム・パスコード)の情報、リモートでパソコンにアクセスする許可を求めてくるのは詐欺だと知っていた。でも、彼らはそうではなかったので、本当に銀行からだと思った」とコメント。就職先が決まり、引っ越しを終えて新生活を始めようとした矢先に、1ヵ月の家賃700ポンドを失った。
詐欺対策の慈善団体「Fraud Advisory Panel」によると、詐欺犯らは政府が支援する子どものための資産形成スキーム「チャイルド・トラスト・ファンド」の、満期を迎えたばかりの18~19歳を狙う傾向があるとされる。詐欺への危機感が薄い若者は騙されて犯人の口座にお金を振り込んでしまいやすいという。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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