
■仲の良い姉がついに結婚することになり、どうしても結婚式に出席したくて、日本に3週間だけもどりました。
隔離はつらかったですが、幸せそうな姉の姿を見て、やっぱりお式に出て良かったと思った私です。ヒースローの長い列にも耐え、ウーバーで帰宅し、ほっと一息。元気を出して、ミルクやヨーグルト、果物を買うために出かけがてら、路上駐車している愛車の様子を見にいくことにしました。
私が住むエリアは、路上駐車のスペースが少し不足気味でいつも争奪戦が繰り広げられていて、その時も私の住むフラットから少し離れたところに駐車していました。駐車した通りをずんずん歩いていったのですが…私の車がない! 血の気が引きました。
小型の日本車で9年落ち。そんな車をわざわざ盗る人がいるの? 頭の中はパニック。その場に立ちすくんでしまいました。あたりを見回すと、遠くにトラフィック・ウォーデン(駐禁の取締官)が見えたので、小走りでそのウォーデンのもとへ(彼らは、だいたいノロノロ歩くのですぐに追いつきました)。事情を話すと、先週、その通りで道路工事が行われたとのこと。近くの通りを探してみるように言われたのでした。
半信半疑で隣の通りを探してみると、あったあった! 私の愛車が本当にありました! うれしくて、半泣きになりましたが、フロントガラスにはしっかりと駐禁ペナルティの切符がはさんであったのでした。
通常、工事がある場合には、その旨を伝える表示が掲げられるのですが、日本に行っていた私が知るはずもありません。その表示に従わなかった車はレッカー車で移動させられ、違反切符が切られるという仕組みだったようです。
日本にいたことを証明するためフライトの搭乗券の写真を撮って送り、カウンシルに異議を申し立てた結果、違反切符はキャンセルされたのですが、あの時、トラフィック・ウォーデンが通りかかっていなかったらどうしていたかなと後で思いました。警察に届け出ていたら、恥ずかしい思いをしていたかもしれません。それにしても、無断で車を動かされることってあるんですね。本当にびっくりしました。(在英8年/会社員N)
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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