
■ロックダウンは解除されたものの、なんとなく「不要不急」の外出は控えようと考える習慣が抜けません。つい運転する回数も減り、もともと下手だった縦列駐車などがさらに下手になっているようです。
先日、久しぶりに友人に「お庭でお茶をしませんか」と誘われ、車で向かいました。実際に顔を見て話すのは約1年半ぶり。電話では結構頻繁に近況報告をお互いにしていたつもりでしたが、実際に会って話すのはやっぱりいいなぁと思いながら帰宅しました。
一方の私は専用の駐車場のないフラット住まい。その日も、なんとか路上に駐車スペースを見つけ、ニガテな縦列駐車に挑みました。
近くを、夏だというのに冬物のコートをはおった、レゲエ風というかヒッピー風の男性が通りかかるのが見えました。どうやら鼻歌を歌っているようで、とっさに「変わった人みたい。かかわらないようにしよう」と思ってしまった私でした。その人が通り過ぎてから縦列駐車をしたかったのですが、歩く速度をゆるめ、こちらを眺めている様子。
仕方がないので駐車に臨んだのですが、自分でも驚くほど派手に失敗!失敗すると焦ってさらに失敗するという魔のスパイラルに落ちてしまう状況、縦列駐車がニガテな方には分かっていただけるのではないでしょうか。
冷や汗をかきながらハンドルを切り、やり直していると、さきほどの通行人がなんと誘導し始めてくれるではないですか! おかげで無事に駐車することができました。
窓をあけてお礼を告げると、その人は手を振り歌いながらゆっくりと歩き去っていったのでした。見かけや雰囲気で、「かかわらないように」と決めつけてしまった自分を恥ずかしく思いながら、その人の後ろ姿を見送りました。(在英20年/40代主婦 N)
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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