
■アップル社が、iPhoneに保存された児童の性的虐待写真を自動的に検出するソフトウェアを導入すると発表したことに対し、データ・プライバシーの侵害だと怒りの声が上がっている。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
この新しいソフトウェアは、iCloudに写真をアップロードする前にデータベースと照合し、問題がある画像を検出するというもの。米国立行方不明・搾取児童センター(NCMEC)がまとめた児童の性的虐待写真と一致したら、アップル社の従業員が写真を確認。虐待とみなされた場合は警察に通報されるという。また、メッセージアプリなどで送受信される写真もスキャンされ、裸体が検出された場合は自動的にぼかしが入るほか、送受信者が13歳未満の場合には、携帯電話の所有者である保護者に通知される仕組み。
これに対し、iPhoneユーザーは「個人データに違法アクセスするための新たな道をつくることになる」と激しく批判。ケンブリッジ大学のセキュリティ工学の教授、ロス・アンダーソン氏も「ひどい計画だ」と評し、FacebookやDeliverooでの勤務経験を持つセキュリティ研究者でプライバシー・キャンペーン担当のアレク・ムッフェット氏も「個人のプライバシー保護を大きく後退させるもの」とコメントしている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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