ピンデミック追跡アプリ…4人に1人が削除

 

■NHSの新型コロナ感染追跡アプリで自主隔離の要請を受け、出勤できない人が急増するなど問題となっている「ピンデミック」。これに対する国民の怒りが高まり、アプリを削除またはオフにしたり、隔離通知を無視したりする人が増加。その要因は英首相の行動にあることが分かった。

「デイリー・メール」紙(電子版)によると、アプリへの反発は、ジョンソン首相がコロナに感染したジャビッド保健相と接触した後、自主隔離を意図的に回避しようとしたことが公になって以降に急加速。72%の人が、追跡アプリの警告に不満を抱いていることが「J L Partners」社の世論調査で分かった。

調査によると、国民の23%がすでにアプリを削除あるいは電源を切っていることが判明。削除した人の18%が、ジョンソン首相らの自主隔離回避騒動以降に削除したという。また、現在もアプリを使用している人のうち、24%が削除を検討中と回答している。

アプリを開発した科学者の一人、クリストフ・フレイザー教授は「通知が来ても陰性であることが多く、今は効果的に感じられないかもしれないが、このアプリはあなたの味方」とコメント。新たな症例や入院患者数を減らすのに役立っているとし、アプリを削除しないよう訴えている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)