もう通用しない‼ 「コロナのせいです」

 

■長引くロックダウンの中、交通機関や公共サービス部門など各分野でサービスの劣化が報告されていたが、客もそろそろ「コロナのせいで」という言い訳にはゲンナリし始めているようだ。BBCが報じた。

英カスタマーサービス協会の調査によると、電話がなかなか繋がらなかったり、配達を延々と待たされたりする際の言い訳に、「パンデミックのせいで」と言われることに不快感を覚える人が増え始めていると言う。パンデミック初期の頃は誰もが理解を示し比較的寛容だったが、さすがにそろそろ通用しなくなってきたようだ。

同協会が1万人を対象に調査を実施したところ、過去6ヵ月に寄せられたサービス劣化に対する苦情は2009年以来最高レベルに達したという。苦情で一番多かったのは交通機関、GP(かかりつけ医)や役場、警察、通信などのサービスに対してだった。

協会代表のジョー・コースン氏は「パンデミックのせいで、とだけ言い続けるのは賢明ではない。例えば空いている時間帯に誘導するなり、きちんとしたキューイング(行列)システムを構築して対応している組織も多数見られた。スエズ運河の封鎖やブレグジットによる国境問題により物流の遅延も発生したが、小売業者でも商品別に到着予定日を予測して顧客に遅延状況を正直に知らせるなどの努力をしていた企業も多数あった」と企業努力を促した。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)