英国から日本への入国後、隔離6日間に! 期間が延長された裏事情

■ 日本政府は4日、英国からの帰国者、および入国者に対する新たな水際措置を発表した。

7日午前0時以降、英国からの全ての帰国者、および入国者に関しては、検疫所長の指定する場所(検疫所が確保する宿泊施設に限る)にて6日間の待機が求められる。入国後3日目、および6日目に改めて検査を受ける必要がある。いずれの検査でも陰性であることが確認された場合は宿泊施設から出ることができるが、退去した後、公共交通手段を使用せずに自宅等への移動が求められる。入国から14日間、待機を求められることに変更はない。

今回の措置は、これまで実施されてきた指定宿泊施設での3日間隔離待機が十分に機能していないことを示唆している。3日間のホテル待機を終え、自宅などに移動した後も入国後は14日間の自主隔離を求められるが、その間に連絡がつかなくなったり、健康状態が把握できなくなったりするケースが少なからず発生しているという。

東京オリ・パラを間近に控える日本政府としては変異株の日本上陸を水際で阻止する狙いがある。今回、指定宿泊施設での待機が6日間に延長されたが、本音は14日間、指定ホテルに止めおきたい、といったところのようだ。

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検疫や隔離のことを英語では「クアランティン(quarantine)」という。語源はイタリア語で「40」を意味する「quaranta」。これは14世紀にヨーロッパを襲ったペストに由来する。

当時、外国製品の多くは船で運ばれていた。積み荷と共にペスト菌をもつネズミを運んできた可能性があったため、ヴェニスでは到着した船を沖合に40日間、止めおいてペスト菌の上陸を阻止しようとした。昔の40日と比べればテレビもネットもある現代、6日なんてあっという間だと楽観的に構えるしかなさそうだ。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)