妊婦のコロナ感染…死産や早産率が上がることが判明

■医学誌「American Journal of Obstetrics and Gynecology」に発表された最新の研究結果によると、妊婦が新型コロナに感染すると死産や早産のリスクが高まる可能性があることが分かった。BBC(電子版)が伝えた。

同研究は「National Maternity and Perinatal Audit」(NMPA)が、2020年5月~今年1月にイングランドで出産した34万人以上の女性のデータをもとに調査を行ったもの。感染してもほとんどの妊娠は影響を受けないが、なかには死産や早産などのリスクが高まる人もいるため、妊娠中の女性はできるだけ早くワクチンを接種することを奨励している。

現在、妊婦は症状の有無にかかわらず、出産前にPCR検査を受けることになっている。

これまでの調査によると、陽性反応が出た妊婦は3527人で、そのうち30人が死産(妊娠24週以降に発生した死亡)だったという。これは1000人あたり8.5人の計算となるが、陰性だった妊婦の死産は1000人あたり3.4人だった。また、陽性だった女性の12%が早産(妊娠37週未満で出産)だったが、陰性の場合の早産率は5.8%であったことが判明。さらに、陽性の妊婦は帝王切開での出産になる可能性も高いことがわかった。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)