環境に優しい日常生活を目指す一環として、買い物時のビニール製レジ袋が有料になってから約6年。使用数は大幅に減ったが、環境保護団体は「まだ十分とはいえない」と政府への働きかけを続行。21日より、レジ袋が1枚5ペンスから10ペンスに値上げされ、また、今までは免除されてきた小規模小売店についてもレジ袋の有料化が義務づけられることになった。BBCが伝えた。
環境問題への関心の高まりを受けて、イングランドでは2015年より、ビニール製レジ袋について1枚5ペンスを徴収することが始まった。自分で「エコバッグ」を用意する習慣も広まり、レジ袋の使用数は95%も減ったとされている。
しかし、環境問題に取り組む慈善団体「フレンズ・オブ・ジ・アース」では、まだ不十分だと主張。例えば、2015年以降、大手スーパーで「bags for life」の名で、従来のレジ袋よりも厚手で、何度も使える強度のある袋が消費者に提供されるケースが増えたが、1度しか使われないことがほとんどであるうえにビニールの使用量が多いとして、この袋の消費量も減らす取り組みの必要性を訴えてきた。
今回の値上げと、有料化実施の対象を今まで免除されてきた小規模小売店にも広げることで、レジ袋の使用数をさらに減らすことが期待されているという。
コープでは「bags for life」を廃止、モリソンズではビニール製、紙製にかからわずレジ袋を用意すること自体をやめる方針を発表。環境問題活動家らはこうした動きを歓迎し、他の大手スーパーが追随することを望むと話している。が、うっかりエコバッグの持参を忘れたり、買い物をする予定がなかったのに買い物をしたくなってエコバッグを持ち合わせていなかったりする時、割高でもレジ袋を提供してもらいたいと思うのは筆者だけではないだろう。世論の流れとのすり合わせが今後も行なわれると見られている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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