■ ワクチン接種プログラムが順調に推移するイングランドでは27日(火)以降、42歳以上の人に新たにワクチン接種の案内状が送付されることになった。BBCが報じた。先ごろ案内が送付された45~49歳の年齢層の3分の2が既に1回目の接種を受けたことにより、次のステップに進む。
マット・ハンコック保健相は「ここ数日に膨大な数の接種をこなしたことにより、42歳までの人も接種可能となったのは素晴らしいニュース。今後も7月末までに全成人の1回目接種を完了できるよう徐々に年齢層を下げていく」と話した。NHSのワクチン予約サイトによると、7月1日までに42歳の誕生日を迎える人も対象となる。
英国ではこの日曜日、新たに49万8430人が2回目の接種を、さらに14万2215人が1回目の接種を終了。英国民の約半数に相当する3370万人が1回目の接種を、そして1260万人が2回目の接種を完了した。北アイルランドでは35~39歳、ウェールズでは40歳以上の人の予約を受け付けている。スコットランドでも45歳以上の人への接種が始まっている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)