【読者投稿】英国の引っ越し事情…4ヵ月たっても引っ越せない私のケース

■⽇本では当たり前のように、ローンを組んで⼀度住み始めた家にほぼ⼀⽣住む⼈が多いのに対し、イギリスでは⼀つの家に⼀⽣住む⼈は少数派であることに驚いた。 ⽇本と違い地震や台⾵などの災害とほぼ無縁のイギリス。家の築年数は古いほど趣きがあり、⼈気も⾼い傾向がある。 そんなイギリスで引っ越しをすることになった。

引っ越しの際はチェーンと呼ばれる、買い⼿と売り⼿の連鎖がいくつも繋がれる。具体的にはまず、最初に家の買い⼿を募集し買い⼿を探す。そして買い⼿が⾒つかると、次に引っ越し先を探す。引っ越し先の家が中古の場合、現段階で⼈が居住している家の内覧に⾏くことが多い。そして住みたい家が⾒つかったら、引っ越し先の家の住⺠が次の引っ越し先が⾒つかるまで待機。そういった連鎖が繋がれ、⼀つの連鎖が完成すると⼀⻫に引っ越しを⾏う。引っ越しにかかる時間は⻑いところだと2年近く待ったという話も聞いたことがあり、驚愕した。

引っ越し先がすでに空き家や新築の場合はこの連鎖がないので早めに引っ越しができる。しかし引っ越しの際は、弁護⼠による書類のチェックや家の不具合がないかなどの確認があり、最低でも8週間を要する。

賃貸に⽐べ家を購⼊する際は、引っ越しまでにかなり時間がかかる。筆者も予定通り8週間後に引っ越しができると思っていたが、4ヵ⽉たった今でも引っ越しができずにいる。これはかなりレアケースであるが、引っ越し先の建物の登記登録が築1年以上経つにもかかわらず完了していなかったからだ。新型コロナのワクチンは凄まじいスピードで接種できているが、登記登録に関してはそうはいかないらしい。⽇本よりも引っ越しの際に仲介する業者が多く⼿間がかかるため、時間がかかることを痛感した。 イギリス国内で家の購⼊を検討されている⽅々には、引っ越しの際はかなりの時間を要することを考慮していただきたい。(在英4ヵ月/30代女性 Natstanさん)

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)