パブ再開へ めでたい!ロックダウン緩和へ

■ ボリス・ジョンソン英首相は5日の定例会見で、4月12日に予定されているロックダウン緩和へのロードマップ「ステップ2」への移行は、予定通り行うと明言した。英各メディアが報じた。

ジョンソン首相は「現在得られているデータには、ロードマップを見直す必要があると思わせるものが見当たらない。感染者数と死者数は過去6ヵ月で最低のレベルだ。また、成人の半数以上が少なくとも1回目のワクチン接種を受けている」と話した。これにより、美容室やビューティーサロンを含む必要不可欠ではない商品を扱うショップの再開が12日(月)以降、認められる。

また、レストランやパブも屋外、着席のみながら12日から再開できる。屋内で飲食ができる「ステップ3」への移行は5月17日が予定されており、まだ1ヵ月以上先のことだが、6月21日のロックダウン終了に向けて緩和ロードマップはひとまず順調に推移していると評価して良さそうだ。

一方、非常時科学諮問委員会(SAGE)の医療責任者らは5日、例え予定通りに緩和が進んだとしてもソーシャル・ディスタンシングの維持等は向こう1年、継続すべきだと警告した。SAGEの上級顧問の1人は「ワクチンは多くの人が重症化したり死亡したりするのを防ぐのに役立つが、パンデミックを完全終息させるには十分とは言えない」と話したとされる。

ジョンソン首相が発表した4段階のロックダウン緩和ロードマップでは、人と人の接触に関する全ての法的制限が6月21日までに廃止される予定で、フェスティバル、スポーツイベント、ナイトクラブが再開され、これまで会うことすらできなかった家族や友人と制限なく再会できるはずだった。しかし、政府はソーシャル・ディスタンシングやマスク着用などの基線測定(baseline measure)は、来年の同時期まで維持する方向で検討しているようだという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)