ハロッズの元マネージャー、卵巣ガンと偽り、クラウドファンディング詐欺

■ハロッズの高級宝飾品部門の元マネージャーでシングルマザーのニコール・エルカバス被告(当時40歳)が、2018年にクラウドファンディング詐欺で逮捕された事件で、裁判所は懲役2年9月の判決を下した。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

末期の卵巣ガンと診断されたエルカバス被告は、スペインの病院での数回に及ぶ手術や化学療法、渡航費用などを工面するため、クラウドファンディングのウェブサイト「GoFundMe」で助けを求めた。600人以上が寄付し、すぐに4万5000ポンド(約630万円)が集まったという。

しかし、これは真っ赤な嘘で、実は彼女は健康そのもの。エルカバス被告はオンラインや近所のカジノで年間6万ポンドを費やすほどのギャンブル依存症で、集まった資金でギャンブルのほか、イタリアやスペインへの買い物旅行、プレミアリーグのサッカー観戦旅行などを楽しんでいたことが明らかになった。

「GoFundMe」に掲載していた病床の写真は、前年、胆嚢を取り除くために受けた手術後のもので、SNSで広がった寄付の募集を目にした同病院の医師が不審に思い、医療防衛連合に相談した結果、詐欺が発覚したという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)