
■英国家統計局(ONS)の発表によれば、新型コロナウイルスの英国型の変異株に感染すると、従来のウイルスよりも咳や倦怠感、喉の痛み、筋肉痛などの症状が出やすくなる一方で、味覚・嗅覚障害の症例はわずかに低いことが分かった。BBC(電子版)が伝えた。
今回の研究は英公衆衛生庁(PHE)、オックスフォード大学、マンチェスター大学が共同で実施。昨年11月中旬から今年1月中旬までの間、イングランド在住のコロナ陽性者6000人(従来株の感染者2500人と変異株の感染者3500人)を比較調査した結果、咳の症状を訴える割合が28%から35%に、倦怠感が29%から32%に、筋肉痛や身体の痛みが21%から25%に、喉の痛みが19%から21.8%に上昇していることが判明した。頭痛や息切れ、下痢、嘔吐といった症状に違いはみられなかった。
ウォリック大学の分子腫瘍学教授でウイルス学者のローレンス・ヤング氏は、「変異株に感染すると従来よりも多くのウイルスを体内でつくり出してしまう」と話し、「その結果、体内で感染が広がり、咳や倦怠感、筋肉痛などの症状がより強く現れるのだろう」と分析している。
昨年9月にケントで最初に見つかった変異株は、現在世界各国で確認されており、従来のウイルスよりも感染力が強く感染者の急増を引き起こしている。南アフリカとブラジルで発見された別の変異株も広まりつつあるものの、英国型ほどの勢いはないとされる。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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