スウェーデンを発祥とする世界最大の家具量販店「イケア(Ikea)」(英国では「アイケア」と発音)。同社が発行するカタログは、買う気(お金)がなくとも見ていて楽しく、アイディアがつまったインテリア本としても定評がある。しかし、オンライン・ショッピングの普及にともない、同社製品もオンラインで検索したり品定めしたりする消費者が大幅に増加。ついに今年は新バージョンを印刷しないことを同社が発表した。
1951年に南スウェーデンで、68ページ、印刷部数28万5000部でスタートしたイケアのカタログ。最盛期の2016年には世界で32言語、2億部が印刷されたという。
このコロナ禍も、同社首脳部にカタログ印刷の停止を決意させた一因とみられている。カタログのページをめくりながら、いつかはこんな部屋に住みたい、次はこんな家具がほしい、と夢みることはもうできなくなるという。これを寂しいと思うのは筆者だけではないだろう。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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