
年末の書き入れ時。営業エリアがティア3になるか、ティア2になるかでまさに天国と地獄ともいえる違いを味わうことになるパブながら、ティア2にとどまったからといって安心してはいられない。ティア2下のパブでアルコールの販売ができるのはちゃんとした料理(substantial meals)を提供できる店舗のみだからだが、「ちゃんとした」の定義が揺らいでいる。インディペンデント紙(電子版)が報じた。
ちゃんとした料理を提供できないパブはアルコールが販売できないが、スコッチエッグが認められたことで、「ちゃんとした」の意味が不明瞭になった上、政府自身も明確な定義づけを避けている。
例えば、ハートフォードシャーにあるパブ「カッスルイン」は廉価な食べ物を提供することで営業を再開。オーナーのケリー・ヒル氏は「うちの客は9割がたが仕事を終えて家に帰る前に2~3パイントひっかけて帰る人たちだ。彼らは家で家族と夕食をとるのでうちで食べるのはせいぜいピーナツやクリスプス程度」だという。しかしそれではティア2ルールでは営業することができない。そこでヒル氏は「ボリス・メニュー」と名付けたメニューを考案。例えばスターターには99ペンスのガーリックブレッドやスープ、メインに1.99ポンドのホットドッグやモッツァレラピザトースト、そして99ペンスのデザートなどを用意した。
ホットドッグとチップス(フライドポテト)が一番人気だという。ちなみに筆者が週末に訪れたバッキンガムシャーのゴルフ場でも食事なしでのアルコール提供はできないということだったが、チップスや枝豆=写真=も「ちゃんとした料理」と認められていた。イモも枝豆も随分出世した。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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