■今年のパンデミックにより、25年かけて世界的に浸透してきた「男女平等」の意識が、一瞬にして逆戻りしはじめていることが分かった。BBC(電子版)が伝えた。
今年の3月以降、家事や家族の世話に費やす時間が大幅に増えたという女性が世界中で急増。パンデミック前は、男性が家庭内において毎日1時間の無給労働を行っていたのに対し、女性は平均3時間を費やしていたとされる(英国では約2時間、日本では約5時間)。しかし今回の調査で、現在の女性の労働時間は2倍に増えているという。
女性の地位向上を目指す国連組織「UNWomen」副事務局長のアニータ・バティア氏は、このままでは「1950年代における性別の固定観念」に戻る可能性があると訴えている。
また、こうした「主婦業」の負担だけでなく雇用問題にもその兆候は現れており、パンデミック後に失業する女性が増加。米国では9月だけで失業者が男性20万人に対し、女性は86万5000人に達している。
BBCは、日本人男性と結婚して東京で暮らす英国人女性を取材。彼女はブランド・コンサルタント業に就いているが、夫が在宅勤務で午前9時30分~午後6時30分頃まで部屋にこもって仕事に集中している間、自分は仕事をしながら子供のホームスクーリング、食事の準備、掃除、洗濯などをこなしているとし、不公平だと話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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