
■12月2日、イングランドは新しい警戒レベルシステムに移行。ロンドンはティア2に指定された。ティア2のルールに関してはすでに概要をご紹介したが、ロンドン市が発表したルールを改めてまとめてみた。
【一般】
●同世帯に居住する人、あるいはサポートバブルの関係にある人以外と屋内で会うことは不可。これには礼拝所やパブ、レストランなどの公共の場も含まれる。
●庭や公園などを含む屋外で、7人以上で集まってはならない。
●ビジネスミーティング(一面に関連記事)や教育関連の集い、正規の介護やチャイルドケアのための第三者との面会は例外とする。
【店舗、パブ、レストラン】
●生活必需品を扱わない店舗の営業も可。ただし、例外が認められている場合を除いて店舗内ではマスクを着用。
●ジム、レジャーセンター、スポーツ施設は営業可。インドアスポーツ、エクササイズ教室等の場合は同世帯やサポートバブルの関係にない人とでも接触しない限り再開可。
●美容室、理容室、ビューティ関連再開可。
●レストランやカフェも営業可。パブに関してはきちんとした料理(substantial meal)を提供できる店舗に限り営業可(一面に関連記事)。テーブル席での対応のみ。カウンター席の使用は不可。アルコール類の提供は料理の提供があった場合のみ。
●レストランやパブ等、全てのホスピタリティ店舗ではラストオーダーは午後10時とし、午後11時には閉店。
●パフォーマンスやショーなどのイベントは屋内外ともに人数制限した状態で可。スポーツ観戦も同様。
【仕事に関して】
●可能であれば在宅勤務を継続する。職場が開いている場合は通勤可。その場合はなるべく出勤日を最小限とし、徒歩、または自転車による通勤が望ましい。交通機関などが混み合う時間帯は避ける。
●ティア2からティア1にエリア間移動する人は、ティア1内にあってもティア2のルールを順守する。また、ティア2エリアからティア3エリアへの移動や宿泊は可能な限り避ける。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)