ティア2の抜け穴…その1:ビジネスランチ!?

■2度目のロックダウンが解除され、イングランドでは2日から新しい警戒レベルシステムに移行、グレーターロンドンは全域で「ティア2」に指定された。ティア2では、同一世帯やサポートバブル以外の人同士が、パブやレストランに行くことはご法度。ところが、政府が発表したガイダンスでは例外としてレストラン等での「ビジネスランチ」が認められる記述があることから混乱が生じている。英メディアが報じた。

英ホスピタリティ協会代表のケイト・ニコルズ氏はBBCのインタビューに「レストランやパブ、バーの多くがビジネスランチに依存している。政府は、より明確に指針を示すべき」と不明瞭な指示に苛立ちを示した。

首相官邸は「この抜け穴(loophole)はビジネスランチをする企業や会議室を持たない個人事業主、フリーランスの人たちへの救済案としてのみ適用される可能性がある」と回答した。つまり、会議や商談ができるオフィスを持つ企業で働く人たちには適用されない可能性が高い。ニコルズ氏は「人々が安全な環境で会議をすることで何らかの恩恵を得られるのであれば、そういった選択肢があることを知る必要がある。しかし、それが的確に伝わっているとは言い難い」と政府の対応を批判した。

政府は積極的にビジネスランチを推奨している訳ではないが、ガイドラインでは例外とされているため、拡大解釈をしたい業界では早くもビジネスランチの予約を大々的に受け付けている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)