■ ボリス・ジョンソン英首相は23日、イングランドのロックダウンは終了し、2日以降は3段階の警戒レベルをより厳格化した、新しい警戒レベルシステム(new tier system)に移行すると発表した。
各地の警戒レベルは26日に発表されるが、大方が「ティア2」と「ティア3」になるのではないかと言われており、ロンドンも「ティア2」に分類される可能性が高い。警戒レベルは2週間ごとに見直される予定で、来年3月末まで継続される。
12月2日以降、「ティア1」では最大6人まで屋内・屋外とも自由に友人等に会えるが、「ティア2」ではサポートバブル内の人以外、他世帯の人が屋内で会うのは不可。公園や個人宅の庭で会うのは可(最大6人)。「ティア3」も「ティア2」同様だが、個人宅の庭に集まるのは不可。
生活必需品以外を扱う店舗やジム、レジャーセンターの再開は全ティアで許可される。ゴルフやテニスなど、屋外でのスポーツも再開される。
外食はできる?
忘年会シーズン。気になる外食環境だが、レストランは「ティア1」では規制は少ないが、「ティア2」ではロックダウン前と同様、同じテーブルを囲めるのはビジネス・ミーティングと屋外テーブル(最大6人)を除いて、同一世帯の最大6人まで。またはサポートバブル内の人のみ。門限は午後10時から11時に緩和されるが、ラストオーダーは午後10時となる。「ティア3」では店内での飲食は不可。
パブも同様で「ティア1」でも最大6人までのルールが適用される。「ティア2」ではしっかりした(substantial)食事を提供するパブのみ、レストランと同規制で店内での飲食可能。「ティア3」ではテイクアウェーのみとなる。
その他、何ができる?
集団での礼拝や結婚式、アウトドアスポーツも再開可能となる。パーソナルケアやジム、スイミングプール、その他広義のレジャー関連施設も再開可能。美容室やビューティー、ネイルサロンも再開可能。なお、クリスマスについては別途詳細をお届けする。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)