保健省の委託で行われた抗体検査の調査に参加してみた!

■10月のある日、ピラっと1枚の手紙が届いた。保健省(Department of Health and Social Care=DHSC)からだった。インペリアル・カレッジ・ロンドンに委託して、新型コロナウイルス抗体検査(在宅)とオンライン調査(調査機関「MORI」が代行)を行うにあたり、無作為に協力者を募っているという。ワクチンの治験にもできれば参加したいと思っていた筆者は即座に参加希望の返信メールを送った。

抗体検査もオンライン調査も参加はもちろん任意。途中で気が変わってもいいとのことだった。しばらくして、NHSのマーク付きの厚みがあるパッケージが到着。中には抗体検査キット一式=写真=と、検査の詳しい実施方法を記した小冊子などが封入されていた。
わからない単語をググりながら、実施方法を解読。そして、週末。心を落ち着けてから在宅検査に臨んだ。検査はシンプル。キットの中に入っている「針」で、どちらかの手(通常は利き腕の逆)の指を刺し、小さな検査板の指定の場所に血を1滴たらす→その上に検査液を2滴たらす→結果を写真に撮り、オンライン調査に答えるとともに指定のページに添付する、これで完了だ。

「針」は予備も封入されていたほか、針を刺す前の消毒ワイプ(ウェットテイュー)、血をふき取る脱脂綿、指に貼るばんそうこうまで入っていた。

緊張しながら検査板上に現れる変化を待った。結果は「陰性」。検査板上の変化により、「検査失敗」「陰性」「抗体あり(短期で消滅)」「抗体あり(長期にわたって残留)」の4種の結果が分かる仕組みだ。ほっとしながらオンライン調査に答えていく。15分ほどで終了。終盤に「さらなる調査を行う場合、協力の意思はありますか」との質問。迷いなく「yes」をクリックした(編集部I)。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)