身勝手な拡大解釈は危険!サポート・バブルってなあに?

■最近よく耳にする「サポート・バブル(Support Bubble)」。バブルの中の人同士なら別世帯の人でも面会したり宿泊したり、ハグもキスも可能といったことも聞くが、実際に正しく理解している人はあまりいない。サポート・バブルとは一体何か? 自分に都合よく拡大解釈するのは危険なので、政府が6月中旬に発表したサポート・バブルの内容をかいつまんで紹介する。

「サポート・バブル」。これは『支援のための膜で覆われた安全圏』といった意味あい。ボリス・ジョンソン英首相は6月13日の定例会見で、イングランドの成人単身者(single adults)を対象に、サポート・バブル内の他の世帯での滞在を認めた。対象となるのは単身者、または18歳未満の子どもがいるひとり親(single parent)。単身者やひとり親が長引く孤独から精神的に追い詰められることを回避するのが狙い。

サポート・バブル内の人は同世帯で暮らしているかのように行動でき、同じ車に乗っての移動や宿泊も可能。2メートルのソーシャル・ディスタンシングも必要なく、ハグやキスをしても良い。

英政府がサポート・バブルの例として挙げたのは以下の通り。

DO

1人暮らしの祖父母は子どもの1人とバブルを形成し、子どもを尋ね、孫といつも通りに接することが可能。

シングル・ペアレント(ひとり親)は別の親や友人とバブルを形成して普段通り、交流できる。

単身者2人はバブルを形成できる。

同居していないカップルは2人とも1人暮らしをしている場合に限り、バブルを形成できる。

イギリス最大の日本語情報サイト \Online Journey/

DON'T DO

×一度、ある世帯をサポート・バブルと決めたら途中で相手を変えることはできない。

×隔離中の人やイングランド以外の地域の人は対象外。

×1人暮らしの人と、同居人のいる人がサポート・バブルを形成することはできるが、その同居人がさらに別の人とサポート・バブルを形成することはできない。

×サポート・バブル内の人にcovid-19の症状が出た場合は、バブル内全メンバーが世帯隔離に関する助言に従う必要がある。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)