ライアン・エアー、他人の使用済みマスクの着用を強要!

■格安航空「ライアン・エアー」を利用した乗客が、乗務員から「使用済み」の他人のマスクを着用するよう強制されたと訴え、問題となっている。「インディペンデント」紙(電子版)が報じた。

不適切な対応があったと訴えているのは、イタリアのカラブリアから英国に戻るフライトを利用したブルーベル・ウーイさん(26)。ウーイさんは再利用可能なマスクを着用していたが、乗務員は医療用の使い捨てマスクでないと搭乗を許可できないとして、他の乗客から予備のマスクを借りるように促した。乗客の一人がマスクを提供してくれたものの、それはすでに「使用済み」のもの。ウーイさんは衛生的ではないと乗務員に訴えたが、自分のマスクの上からそれを着用するよう強制されたという。

ウーイさんは「汚れていたし、本当に着けたくなかった」とコメント。「見知らぬ人が使用したマスクを、自分の再利用可能なマスクの上に着用すれば安全なんてばかげている」と話している。しかも、乗務員たちは全員使い捨てではなく再利用可能なマスクを着用していたという。

ライアン・エアーの広報は「イタリア発着便では使い捨てマスクを着用するように、というイタリアの法律に従っただけ」と回答。同社のウェブサイトには、着用が適切とされるマスク(外科用、KN95、FFP2)の概要を示すページがあり、「旅行前に現地の要件を確認するのは各乗客の責任」と述べている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)