飲んべえは他人に共感できない!? 頭をより使わないとだめ

■サセックス大学の研究チームによると、アルコールを大量に飲む人は、素面の状態でも他人への共感や痛みに鈍感になりがちであるため、常に意識して頭を働かせておかなければならないという。「デイリー・メール」(電子版)が報じた。

同大学の研究者らは、英国人とフランス人71名が痛みなどの知覚課題に取り組んでいる最中に、その脳の働きを観察。すると、定期的にアルコールを大量摂取する人は、他人への共感に関連する脳の領域で「機能障害」の兆候が見られ、「痛みを経験している他人へ共感」することについて、アルコールをあまり飲まない人よりも苦労したことが認められたとされている。

ちなみに「飲んべえ」の定義は、1回の飲酒でワインボトル4分の3、またはビール2.5パイント相当量を消費する人のことだという。課題では、参加者71人に手足が負傷しているイメージを提示。その身体が自分のものである場合と他人のものである場合を想像し、けがによる痛みを述べてもらったところ、飲んべえは応答に平均2.4秒かかり、他人がどれほど激しく痛みを感じているかを理解するために、脳をより活発に働かせなければいけなかった。ちなみに、アルコールをあまり飲まない人の応答時間は平均2.07秒だったという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)