生活デザインの先駆者、テレンス・コンラン卿死去

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■内装や家具の販売法など英国人のライフスタイルに大きな変革をもたらしたデザイナー、テレンス・コンラン卿が12日、死去した。88歳だった。英各メディアが報じた。

「ハビタ(Habitat)」の創始者として知られるコンラン卿は1960年代、英国の家庭にモダンでシンプルな様式をもたらした。「コンラン」の名はファッション性と機能性に優れ、使いやすい家具や内装、日用品の代名詞ともなり、デザインの他、日本にも店舗を構えるコンラン・ショップやレストランの経営など幅広く活動した。また、1989年にはロンドンにデザイン・ミュージアムを設立した。

自身の最先端デザインを可能な限り低価格で提供するため、自分で組み立てる「フラットパック家具」を世に送り出し好評を得た。このアイディアはその後スウェーデンの家具量販店イケアなども採用するに至った。

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コンラン卿の家族は「多くの方々が私たちと共に悲しんでくれていることにとても心癒されています。ただむしろ、テレンスが残した偉大な功績と、彼がこよなく愛したこの国にもたらした貢献を、みなさんで祝福していただけたら幸いです」とコメントした。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)