■最新の研究結果により、貝類に知覚があることが証明されたのを受け、英獣医協会はロブスターやカニなどの甲殻類を生きたまま調理することは「動物虐待」にあたるとして、保護を呼びかけている。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
英獣医協会によると、カニが熱湯で死ぬのに最大3分、ロブスターでは最大15分かかるといい、「食べるなとは言わないが、せめて熱湯へ入れる前に『気絶』させるべき」と表明。これを守れない場合は、動物虐待として罰する法案の成立を求めるという。しかし、甲殻類が過度のストレスを受けたときに不快なホルモンを放出することは、一部のシェフの間では知られた話で、甲殻類を気絶させるための「電子機器」がすでにあるという。
ロンドンにあるミシュラン星を持つイタリア料理店「Locanda Locatelli」のシェフは、以前からこの電子機器を使用。「人道的だし、甲殻類の味も落ちない。数年前、鍋に生きたロブスターを入れているのを妻が見て、離婚寸前までいってしまって…。それ以来、この素晴らしい機器を愛用している」とコメント。オックスフォードシャーにある5つ星マナーハウスホテル「Belmond Le Manoir aux Quat'Saisons」のヘッドシェフも、この3200ポンドの電子機器を使用しているという。
ちなみに、スイスでは2018年に生きた甲殻類の調理を禁止、ノルウェー、ニュージーランド、オーストリア、オーストラリアの一部でも禁止されている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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