ひつぎに入れてほしいもの…ヘンなリクエストは遺族への思いやりの表れ?

コロナウイルス禍で以前よりも死を身近に感じるようになったという人は少なくないことだろう。いざ、自分が埋葬されるとなった時に、何をひつぎに入れてほしいか―過去に実際にあったユニークなリクエストを紹介する一方、存命の人に何を希望するかたずねる調査が行われ、その結果が発表された。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。

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コープの葬儀部門が過去5年にとりしきった50万件に及ぶ葬儀を振り返り、ひつぎに入れてほしいと頼まれたもののうち、特にユニークだったものを紹介。その中には、釣り竿、バイオリン、ピエロの扮装に必要な大きな靴といった、趣味関連と思われる品のほか、中華のテイクアウェー、『オズの魔法使い』のコスチューム、カタログ販売大手の「アルゴス」の分厚いカタログなども含まれていたという。

一方、4000人の成人に聞いたところ、ホンネかジョークか判断しかねる回答も多数見られたことが判明(調査はコロナウイルス禍の前に実施)。5人に1人は、すでにひつぎに入れてほしいものを決めており、そのうち、半数あまりは写真を指定。4人に1人はテディ・ベア、10人に1人はお気に入りのアルコールのボトルをリクエストしたと報告されている。

変わったものとしては、お菓子のスコーン、トフィー・クリスプス・バー、ほうき、ブラシとチリトリ、トランプ、ウェディングドレス、マトリョーシカ(ロシアの人形。胴体の中にひとまわり小さな人形がいくつも入っている)などが挙げられた。また、懐中電灯や携帯電話を希望する声もあったという。

調査はロックダウン前に行われたものではあるが、調査元では、死ぬときにさえ、ユーモアを忘れずにいたいという英国人の姿勢を反映しているのではないかと話している。葬儀で笑いが起これば、遺族の悲しみも少しなりともやわらぐのでは、という気持ちの表れなのかもしれない。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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