■ 新型コロナによる死者数がヨーロッパで最も高い数値を記録している英国で、政府のとった水際対策を非難する声が上がっている。BBCが伝えた。
党派を超えた議員らで構成され、内務省とその関連機関の活動を精査する内務委員会(Home Affairs Committee)がまとめたレポートで、同委員会は、早い段階において十分な水際対策がなされなかったことは「致命的なミス」と指摘した。
これに対して、内務省の広報担当は「決定はすべて科学に基づき、安全を確保するための正しい対策が正しいタイミングで行われた」と、正当性を主張した。
内務委員会は、パンデミック初期に国外に住む多くの英国民を帰国させるために国境を封鎖しなかったことを支持したが、特定の国からの入国者に対する制限をもっと早めに実行すべきだったと付け加えた。
英国では2~3月にかけて、武漢市のある中国湖北省、韓国、イラン、イタリアからの入国者に対して14日間の自主隔離を導入。しかし内務委員会は、早い段階でスペインが含まれなかったことを問題視し、アジアの国々を十分に警戒したものの、ヨーロッパからの脅威に対して認識が甘かったことを指摘した。
また英国では、国外からの旅行者のうち症状が見られない人の自主隔離が3月13日に解除され、同時に英国内の全ての人(国外からの入国者も含む)に対して、症状を呈する人は自主隔離をすることが決められた。それから10日後にロックダウンが始まったが、同委員会はこの対策に着目した上で、科学的データを引き合いに出し、この10日間で何千人もの感染者が入国した可能性が高いとした。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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