日本降伏から75年…8月15日の「VJデー」、英国で追悼セレモニーを実施

 今年も「VJ Day (Victory over Japan Day)」対日戦勝記念日を迎えようとしている。1945年に第二次世界大戦が終結してから75年。当時、前線に赴き、生きて祖国に戻った人たちの数が年々少なくなっていることから、今年の5月8日の「VE Day(Victory in Europe Day)」ヨーロッパ戦勝記念日は、英国では特別にバンクホリデーとし、大々的に追悼行事が行われる予定だったが、ロックダウンという誰も予想していなかった出来事が起こり、ほとんどが中止となった。VJデーの追悼行事もソーシャル・ディスタンシングなどを十分に考慮した形で行われるという。

筆者のように英国在住日本人として、肩身が狭いと感じてしまう人もいることだろうが、平和が続くことを願う日として向き合うことにしたい。主要行事は次の通り。

●すでに公務からは引退しているエディンバラ公フィリップ殿下(99)だが、他の退役軍人たちとともにビデオに出演。第二次世界大戦を振り返る。ちなみに同殿下は元英海軍所属。日本降伏時、東京湾に入港していたという経験を持つ。

●メインの追悼行事はイングランド中西部、スタッフォードシャーの国立メモリアル・アーバリータム(植樹園)で行われる。チャールズ皇太子とカミラ夫人が列席。午前11時には2分間の黙とうが捧げられる。

●夜にはロンドンのバッキンガム宮殿にほど近い、ホース・ガーズ・パレードで追悼イベントが開催される。ケンブリッジ公ウィリアム王子ほかが列席。朗読や楽曲披露なども盛り込まれ、俳優のジョアナ・ラムリーさん、シェリダン・スミスさん、ヒュー・ボネヴィルさんなども出演する。

●公共放送BBCでは、BBC Oneにて9:30~11:30、20:30~22:00と2度に分けて午前、夜の追悼行事をそれぞれ中継する予定。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)