コロナでインターネットに費やす時間が大幅に増えた→こんなものも増加!

ロックダウン以降、仕事でもプライベートでも、インターネットに費やす時間が大幅に増えた人は少なくないことだろう。これにつけこみ、犯罪も増加しているという。「BBC」が伝えた。

著しく増えたのはインターネット詐欺。「おめでとうございます、1週間の休暇旅行が当たりました」など、懸賞に当たったとして消費者に連絡を取らせ、住所やパスポート番号、さらには銀行口座の詳細などの個人情報を聞き出し、あわよくば現金も奪おうとする犯罪があとを絶たない。

例えば、ウェスト・ヨークシャー在住のサミー・リチャードソンさんの場合、スペイン領カナリア諸島のリゾート施設での休暇旅行にペアで当選したとの知らせに大興奮。サミーさんと夫のパスポート番号などを聞かれた。子供が3人いるサミーさんは、子供たちも連れていきたいと「主催者」に相談すると、相場より格段に安く、ひとりにつき300ポンドで手配可能と言われ、これにも喜んだが、まだパスポートをとっていない幼児が含まれていたため、それを告げたところ、「問題ありません」との回答。サミーさんはここで「おかしい」と不信感を抱いたという。

この懸賞旅行を取り仕切っているはずの旅行会社に改めて問い合わせると「そのような懸賞に心当たりはない」と言われ、また、リゾート施設について調べたところ、そもそも子供は受け付けない場所だったことも判明。すべては詐欺行為だったとサミーさんは愕然としたとされている。幸い、子供たちの分の900ポンドを支払う前だったので、実害は免れたが、このような例は数多いと報告されている。

インスタグラムやフェイスブックなどのSNSにある「懸賞」には十分な注意が必要と消費者団体では呼びかけている。締め切りの期日がなかったり、申込にあたっての条件が不明瞭だったりするのは「怪しい」証拠だという。また、「新製品をテストしませんか」「ミステリ・ショッパーになりませんか」などのうたい文句のメールにも要注意。奪われた個人情報は、すぐに詐欺グループに売られ、迷惑メールやレターの発送先リストに盛り込まれてしまう恐れがあるとされている。

ものを売りつけようとするメールや手紙を受け取るだけならまだしも、口座から現金を引き落とされ、実害をこうむる恐れもある。くれぐれも気をつけて!

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)