店内ではマスクしないで! あるコンビニ・スーパーが悲痛な呼びかけ

 公共交通機関、小売店、郵便局、銀行といった場所に加え、8月8日からは映画館、博物館・美術館、教会やモスクなどでもマスク(フェイス・カバリング)が義務化されることになったニュースは既にお伝えした通りだが、世の中のこうした流れに逆らうかのように「マスクをしないでください」という旨の貼り紙を出した店舗が話題となっている。「ダービー・テレグラフ」(電子版)が伝えた。

店内ではマスクをはずしてほしいと訴えているのは、ダービーシャー、チェスターフィールド近郊のデインズモア にある、コンビニストア・チェーン「Nisa」の支店。万引きの大幅な増加に対抗するためという。

予算上、万引き対策のための警備員を置くことができない小規模店舗では、マスクで顔が見えないのをいいことに、万引きを働く不届き者が増加。悩みの種になっている。防犯カメラに写っても顔の判別ができず犯人特定に役に立たず、また、裁判での証拠にもならないと店側は嘆く。

コロナウイルスで金銭的な打撃を受けているのは個人だけでなく、店側も同じ。「Nisa」の広報は「消費者、そしてスタッフみんなの健康が第一」とし、フェイス・カバリングなどについては政府規定に従うとしながらも、直営店でない場合、最終的には店のオーナーの判断に任せることになると話している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)