ロックダウン・ブリテン 英国人は何を買っていた?

■3月末に始まったロックダウン。在宅での勤務を強いられた英国の人々はその間、どんなものを購入していたのだろうか。調査の結果、紅茶やビスケット、そして良質な読書に癒しを求めていたことが分かった。BBCが報じた。

市場調査会社カンターが実施した調査によると、この3ヵ月の間に英国人が紅茶やコーヒーに消費した金額は通常よりも2400万ポンド(約33億円)、ビスケットに関しては1900万ポンド(約26億円)多かった。また、食料品の購入金額は7月12日までの12週間で316億ポンド(約4兆2900億円)と過去最高額に達したという。

ロックダウンが始まってからの食料品の売り上げは、1994年に調査を開始して以来最大の伸び率となる16.9%増しとなった。ネットでのスーパーマーケット利用者も急増した。3月には食料品販売においてオンラインスーパーが占める割合はわずか7.4%だったが、現在は13%に増加している。パブが再開し始めた現在でも消費者の半分以上が外飲みは時期尚早と思っているといい、今も宅飲みが主流。自宅で飲むための酒類の販売が今月も通常の41%増だったという。

また、出版社ブルームズベリーによると書籍の販売部数は昨年の20%増し。売り上げも28%増を記録した。ただでさえ人気のハリーポッターシリーズがさらに売り上げを伸ばしたという。また「Black Lives Matter」運動の広がりにより、人種差別関連の書籍が売り上げを伸ばしているという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)