
■ロックダウンの大幅緩和により7月4日からパブやレストランが恐るおそる営業を再開し始めた。それから2週間。政府は再開に向けて様々なルールを示しているが、店側の解釈の仕方はまちまちなようで、接触回避の対応が統一されていないようだ。今週もまた、ロックダウンが緩和されたロンドンの中心部を歩いた。
パブやレストランが再開を始めてから2週目の先週末、ロンドン中心部にあるフレンチ大衆食堂に行ってみた。ソーホーの街を歩くと車道にまではみ出る勢いでテーブルを出している店が目立つ。普段ならなかなか許可が下りないが、昨今は期間限定で店外テーブル設置の許可が通りやすくなっているという。天気が良く気温も上昇したせいか、どの店も店外テーブルは大賑わいだ=写真は、車輛の通行が止められ車道レストランとなったオールド・コンプトンストリート。
店内を覗くと外の喧騒とは裏腹に、どこも閑古鳥が群れなして飛ぶ有様だ。予約したビストロも同様だった。店外テーブルが満席だったため、店内に案内されると中はほぼ独占状態。むしろ三密とは無縁で安心した。
オンラインで予約したからか特に連絡先を聞かれることもなかった。前週行ったイタリア料理店と違い、ここでは店員はマスクさえしておらず、メニューも紙製のものを普通に渡された。ロックダウン前のように前菜とメインを美味しくいただいた。久しぶりなので味の劣化を心配したが杞憂だった。
デザートを1つ注文し「シェアで」と告げると「うちはいいけど、マジで?」と驚かれた。なるほど、こういう時に食べ物をシェアするのは無神経に映るのかとも思ったが、この店のデザートはボリュームたっぷり。別腹とは言え1人で1つは無理な状況だったのでシェアで1つだけお願いした。
パブやレストランが再開し始めてからまだ数軒しか行けていないが、接触回避の扱い方は、行政の指導と店側の解釈にばらつきがあるように感じられる。接客の仕方に統一性が感じられない。あるパブでは接触回避を徹底し過ぎていて2杯目のビールを頼む気が失せるほどだった。かと思えば簡略化し過ぎていてこちらが心配になるくらいルールがグズグズのところもある。まだ「なるほど、これはいいね」と納得のいく解釈に出会えていない。
この24日から店舗やスーパーマーケット内でのマスク着用が義務化され、違反者には100ポンドの罰金が科される。マスク着用に反対する人々によるデモなども起こっている。皆が右往左往していて何となく「ちぐはぐさ」を感じる。
この星は今、100年に1度の困難の中にある。自分と違う他人の判断を批判して文句を言うのは簡単だ。しかしストレスまで背負い込んで心を病んでしまっては、これまたウイルスの思う壺。個人的にはロックダウンが大幅に緩和された今を注意深く楽しみたいと思う。(本紙編集部 手島)
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































![私のイチオシ[スーパー編]](/images/common/category/ichioshi-img_sq.gif)
















セール情報をいち早くGET!今週のお買得★食料品『TKトレーディング』