ロックダウン解除が進んでいるとはいえ、まだまだ気軽に外食…とはいかない今日この頃。子供たちも学校に行けず、自分もパートナーも在宅勤務で毎日3食、自宅で食事という家庭は少なくないことだろう。ただでさえ食事作りが大変な日々が続いているが、家族のアレルギー事情や好き嫌いによって、4家庭中、3家庭では複数のメニューを用意しなければならず、負担の大きさに悲鳴があがっている。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
グルテンや卵、ナッツなどへのアレルギーの問題、あるいは菜食主義といった考え方の違いから、家族のほかのメンバーとは異なる料理を食べる人が増加。夕食については実に74.5%の家庭で、複数の料理を用意して対応していることが分かった。
ほかの家族とは違う料理を食べることで、タイミングがずれるなどの理由からひとりで食べる人も増え、18.2%は食卓をともにしないと答えたことも明らかになった。
夕食は団らんの場として大切だと考えている人が57%と半数以上を占めているが、一筋縄ではいかないようだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)