在宅勤務者の増加で近隣の『騒音』問題が深刻化

徐々にロックダウンの規制が緩和されつつある英国だが、まだしばらくは在宅勤務を続けることになっているという人も多いことだろう。自宅で仕事に集中したいところだが、隣人が在宅「勤務」とは限らない。外出がままならない中、休職手当をもらって、同じように時間をもてあましている友人たちを招いて騒ぐ隣人や、昼夜を問わず大音量で音楽を聴いたり派手な言い争いを繰り広げたりする隣人たちの騒音問題が深刻化しているという。「BBC」が伝えた。

近隣の騒音について、英国では警察の前に地元自治体に苦情を申し立てるケースが少なくない。BBCが103の自治体に問い合わせたところ、回答のあった51の自治体のうち44地域で騒音への苦情が増えていることが認められたという。

コンピューターに向かっていても集中できない、ビデオ会議を邪魔されたなど、トラブルを訴える在宅勤務者が後を絶たないが、隣人との摩擦を恐れ、我慢を重ねるケースも珍しくない。

しかし、騒音問題解決への支援を行う「Association of Noise Consultants」では、自治体や警察を通して正式に騒音の苦情を申し立てるプロセスには長い時間がかかると説明。簡単とはいえないが、隣人とコミュニケーションをはかり、理解を求める策をとることを勧めている。それが奏功しない場合は、騒音について具体的に「日記」をつけて状況を記録し、正式な苦情申し立てを行う際の証拠として提出するよう助言している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)