スーパーから肉がなくなる? 食品加工会社でクラスター発生

■ セインズベリーズやアズダなどの主要スーパーマーケットに食品を卸している食品加工会社で、作業員166人が新型コロナウイルスに感染したことが判明。作業員らは「安全が確保されていない」としてストライキを起こし、スーパーの棚から魚や肉などの生鮮食品が消えることが懸念されている。「デイリー・メール」紙(電子版)が伝えた。

クラスター(集団感染)が発生したのは、北ウェールズの町レクサムにある食品加工会社「Rowan Foods」。同所では1000人以上が働いており、作業員が異変を感じはじめたのは4月。感染防止対策の実施を訴えたものの対処されず、ついにクラスターが発生してしまった。

ウェールズの公衆衛生局は、ベッツィ・カドワラドルス医療大学と協力して、まだ感染検査を受けていない300人超の作業員に緊急連絡をとっていると発表。症状が出ていない陽性患者をできるだけ早く見つけ出すことを約束した上で、「同社がクラスター発生の原因であるという証拠はありません」とコメントしている。

食肉処理場等におけるクラスターの発生は、これまでに300件以上報告されている。しかし食品安全当局は、肉がウイルス感染の「媒介」となっている可能性は少なく、「ウイルスは食肉加工工場のような冷たい場所を好むためと考えられ、肉自体に問題はない」と判断しているという。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)