レミゼもファントムも…英国の劇場、年内再開なし!

■ 新型コロナの影響で、「レ・ミゼラブル」「オペラ座の怪人」「メアリー・ポピンズ」などの人気ミュージカルは公演中止となっているが、ウエストエンドの劇場プロデューサー、キャメロン・マッキントッシュ氏は「年内の公演再開はない」と語っていることが分かった。「イヴニング・スタンダード」紙(電子版)が伝えた。

マッキントッシュ氏は「この決断は、これまで50年間、仲間とともにステージをつくり上げてきた私にとって大変悲痛なもの」と、断腸の思いで劇場の年内閉鎖を決めたことを告白。劇場業界は、英政府に公演中止期間の経済的支援のほか、どうすれば劇場を安全に再開できるかについての協議やサポートを嘆願していたが、政府からは有用なアドバイスや対応を受けられていないという。

社会的距離(2メートル)を保ちながらの公演は難しいため、この制限が解除され次第、すぐにでもチケット販売と公演再開ができるようにするためには、数ヵ月の準備期間が必要と話し、またそうした「準備金」はマッキントッシュ氏の個人資産で賄っている状態であることも暴露した。一方でクリスマス期間中の劇場でのチャリティ公演は長い間の伝統で、社会的に必要不可欠なものであるといい、葛藤する胸の内を語っている(編集部注:規制緩和が進む中で状況が変わることもあります)。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)