3ヵ月分の不満爆発!? 過密状態のビーチに自治体と警察が怒り心頭

ソーシャル・ディスタンシングの厳しい条件つきながら、パブやレストラン、美容室などが営業を再開する7月4日を前に、ロンドンをはじめ、イングランド南部を中心に真夏日が続いた。6月24日にヒースロー空港で「今年1番の暑さ」として記録された32.6度を翌日、同地で観測された33.3度が更新。この暑さを受け、イングランド南部のボーンマス、クライストチャーチなどのビーチに50万人ともいわれる数の行楽客が殺到。2メートルのソーシャル・ディスタンシングは「2センチメートルになってしまっている」(「メトロ」紙)と第2波の襲来を懸念する声が各方面から聞かれている。

地元警察と自治体では、ロックダウンはまだ解除されていないとして、「ビーチに来ないように」呼びかけているが、3か月余りにわたって一切の休暇旅行を我慢してきた人々を止めるのは困難。政府も、このような状況が続けば、強制的にビーチなどを閉鎖する権限を発動するしかないとしているが、我慢を重ねてきた国民の気持ちは理解できるとして積極的には動かない模様。

しかし、ビーチ周辺の渋滞や駐車違反も深刻で、地元自治体は違法駐車で558件の違反キップを発行したという。
この週末は一時雨が降り、気温も下がるため、水曜、木曜日のような混み具合ににはならないと見られているが、コロナウイルス禍は終息したわけではないと専門家からも強い懸念が示されている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)