6月15日月曜日、衣料品を含む書店や家電店、仕立て屋、オークションハウス、玩具店など、生活必需品以外を扱う店が営業可能となる。デパートも再開予定だが、試着室やカフェ等は当分閉鎖されたままとなる。マークス&スペンサーも同様の措置をとる。
書店大手ウォーターストンズでは、感染防止のため客が立ち読みした本は本棚に戻さず、3日間別の場所に保管した後に再び本棚に戻すという。
グラント・シャップス運輸大臣は、「コロナ後の新世界において、歩行者はこれまで以上のスペースを必要とする。各自治体に、道路のレイアウトに関して明確な改善を行うよう要請した」と述べた。具体的には歩行者が十分なソーシャル・ディスタンシングを取れるよう、車道を減らしたり、駐車スペースを諦めて歩道を拡充したり、サイクルレーンを新設したりすることなどが挙げられた。そのため、ハイストリートへの車の侵入を制限したり、完全に締め出したりする街も多数出てくることが予想されている。
店舗の外には路面にスプレーペイントやバリアを立てて「queue zones(行列ゾーン)」を設ける。店舗入り口にはマーシャル(進行係)が立ち、入店者数を管理する。
ハイストリートの各所に「2メートルのソーシャル・ディスタンシングを取ること」と書かれたサインが立てられ、路面にも2メートル間隔を表す様々な表示が置かれることになりそうだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)