
■ ボリス・ジョンソン英首相は10~11日にかけて、イングランドでのロックダウンを緩和し、経済を再開させる新たな計画を発表した。抽象的で分かりづらいという声が聞こえるが、以下に政府が発表した変更点を簡単にまとめてみた。
- ● 食品製造、建設、製造業などの分野で職場が再開しており、在宅勤務ができない人は職場への復帰を積極的に奨励する。
- ● 社会的距離を維持するため、電車や地下鉄、バスなどの公共交通機関は避け、車や自転車、徒歩での通勤が望ましい。
- ● 雇用主は、機械表面の頻繁な消毒、ラッシュアワーを避けるために出勤、退社時間をずらすシフト制の導入、ホットデスク(1つのデスクのシェア)回避など、スタッフの健康が担保されるよう政府のガイダンスを遵守しなくてはならない。
一方、ロンドン交通局は11日、地下鉄やバス利用時のマスク着用を強く奨励し始めた。企業側がNHSと競合せずにスタッフ用のPPE(個人用防護具)を確保できるのか、疑問は残る。
友だちに会える?
イングランドでは、13日からレジャー目的で長い時間を屋外で過ごすことが可能となった。同居人ではない2人が、社会的距離(2メートル)を取れば公園などの屋外のベンチで座って会うことが許される。ただし、違反者に対しては従来より厳しい罰金(100ポンド)が科される。
また、同日より日焼けを含む屋外での運動は時間、回数の制限なく容認された。ゴルフ、釣り、テニスも可能だが1人、もしくは最大2人でのプレーのみ。その場合のパートナーは同居人でなくてもよいが、2メートルの距離は維持しなくてはならない。プレイグラウンドや屋外ジムは依然として利用不可。
イングランド居住者は公園や海岸部などにドライブしてもよいが、ウェールズやスコットランド、北アイルランドに入ってはならない。
レストランは?
ジョンソン首相は5段階の「COVID警告システム」を導入すると発表した。5が最も厳しく、数字が小さくなるほど緩和が進む。現在、イングランドはレベル4の段階にあるとされる。
食料品店や生活必需品を売る店舗以外の再開は、警告システムと照らしあわせながら早くても6月1日以降、それも段階を踏んでの再開となりそうだ。気になるパブやカフェ、レストラン、劇場や映画館などに関しては他の店舗より再開は遅れる様子で、少なくとも7月以降となりそうだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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