■ 週に1、2錠のアスピリンを飲み続けることで胃がんや食道がんなど、複数のがんになるリスクを軽減させる可能性があるとミラノ大学の科学者が発表した。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。
アスピリンを摂取している人と、そうでない人の違いを調べている研究者によると、薬局のカウンター等で簡単に手に入る安価なアスピリンには、腫瘍の成長を促す酵素の働きを阻止する効果が認められたという。こういった痛み止めの薬を摂取している人は、そうでない人に比べて胃がんや食道がんになる確率が3割ほど低かったという。また、腸のがんに関しても27%低かったという。
一方、毎日摂取している人で通常サイズの錠剤を服用していた人では、腫瘍の成長を35%減らす効果がみられたのに対し、容量の小さいものや幼児用錠剤では効果は10%程度しかみられなかったという。
アスピリンは血液をサラサラにする効果があるとされ、心臓発作や脳卒中の予防に用いられているが、一方で消化管出血の副作用があることも知られている。
研究を主導したカルロ・ラ・ヴェッキア教授は「アスピリンが複数のがん予防に効果があることが認められるが、必ず医師と話し合った上で処方して欲しい」と話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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