英国は未だピークにあらず…ロックダウン延長へ

■ 新型コロナウイルスに感染し、現在別荘で静養中のボリス・ジョンソン首相の代行を務めるドミニク・ラーブ外相は13日、3月23日から実施しているロックダウン(都市封鎖)に関して、今週は見直しをする予定はないと発表した。英政府は3週間ごとに内容の見直しをするとしており、13日がその最初の期限だった。英各メディアが報じた。

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ラーブ外相は規制緩和をしない理由を「ロックダウンは機能しているがまだ感染のピークを迎えていない。今しばらく耐えて欲しい。私たちは遅れをとっている。規制を緩和するにはあまりにも多くの人を失い、あまりにも多くの犠牲を出している。現在実施中の措置に変更を加えることはしない。また、安全に方針を転換できるという確信が持てるまで変更を加えることはない」と述べた。
また、ラーブ外相は記者会見で「性急な制限緩和は感染拡大の第2波を発生させる危険性がある」と釘を刺した。

勝利宣言はしない

英政府の首席科学顧問パトリック・ヴァランス卿はITVのQ&A番組に出演し、今回のロックダウンについて次のように語った。「ロックダウンをたっぷりとした期間で継続することが重要だ。そして『我々は勝利した。完全に新型コロナウイルスを取り除いた』などと宣言しないことだ。対策の次の段階は、こういった措置をいつ、いかに安全に解除するかを理解することにある」と語った。

マスク着用が普通に⁉

これまで英国では、一般人のマスク使用に否定的だった。マスクをつけていることで人々に誤った安心感を与え、手洗いなど他の手段を緩めてしまうのではないかという懸念もあった。しかし今回、米国では健康な人にも着用を勧めるように政府の方針が変わった。

WHO特使であるデービッド・ナバロ博士は「今後は医療関係者、そして何らかの症状を抱える人がそれを他人に拡散するのを防ぐために使い始めるだろう。やがて美容師など、他人との接触が避けられない職種の人たちからマスクの着用が拡大し、いつか標準となっていくだろう」との見解を示している。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)

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