英王室をリアルに描く映画やドラマのヒットが続いているが、それが「ロイヤルファミリーに害を及ぼすのでは」と危惧する声が出ている。「メトロ」紙が伝えた。
例えば、英女王エリザベス2世を中心にした王室の人々の姿を虚実とりまぜて描くNetflixの人気ドラマ『ザ・クラウン』。キャストと実在のロイヤルファミリーの類似度が高く、シーズン3からエリザベス女王に扮する、英女優オリヴィア・コールマンの『完コピ』ぶりが話題になった。この役でコールマンは、ゴールデングローブ賞の主演女優賞を受賞している。
ドラマや映画が王室のイメージに与える影響を危惧するのは、元BBC政治記者のジョン・サージェント氏。同氏はテレビ情報誌「ラジオタイムス」のインタビューの中で、「キャスティングや演出が巧みであればあるほど、そして、衣装が見事になればなるほど、一般の人々は真実が語られていると信じてしまう」と指摘。「以前は、視聴者に登場人物と実在の人物に関して混乱させないよう、生存中の人物を描く上でのルールが明確だった。だが、その垣根は今や崩れ、あたかも真実が語られているような錯覚を覚えさせている。昨今の王室の描かれ方が心配だ」と、ドラマや映画が王室に対する一般市民の抱くイメージに及ぼす影響を危惧している。
一方、当事者であるバッキンガム宮殿は「ドラマの内容を吟味したことはなく、どのような要素が含まれるか知ろうとしたこともない。内容の正確性について述べることもない」とコメントしている。

















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