いくつになっても子供は子供。子供が成人し、自分の家族を持つようになっても、いざという時には手を差し伸べようと金銭的な準備している親は少なくない。しかし、子供の配偶者やパートナーがそれをあてにしたり、あるいは浪費したりするのを恐れ、ほとんどの親が、本当に必要になるまで、実の子にもヘソクリがあることを黙っているという。「デイリーテレグラフ」紙が伝えた。
金融機関「Saga Savings」が6,000人あまりを対象に行った調査で、65歳以上の親の72%が、子供が財政的に困っている時には助ける責任があると感じていると回答。100万人にあたる65歳以上の親が 子供のために貯金をしていることが分かった。しかし、17%はそれを、本当に必要になるまで黙っていると説明。配偶者やパートナーに、その蓄えを悪用されたり、とられたりしないかと恐れているためという。
調査元では、65歳以上の層の親たちについて「懸命に働いて蓄えたお金を自分たちのぜいたくのためには使わず、子供の緊急用に温存している、実に寛容な世代」だと観想を述べている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)