環境への配慮、あるいは自らの健康のためなど、理由は様々ながら「ベジタリアン(菜食主義者)」として暮らすことが、一種のトレンドとなっている感のある今日この頃。需要の高まりに応えるべく、レストランやカフェでも、ベジタリアン・メニューの充実化を図るところが増えている。このベジタリアン・メニューをさらに一歩進めたのが「ヴィーガン(完全菜食主義者)」向けメニュー。肉、魚はいうまでもなんく、ミルクを含む乳製品、卵、ハチミツなども食べないとされている。こうしたヴィーガン向けに、美しい庭や邸宅、海岸線、景勝地などを管理・公開するナショナル・トラストでは、「クリーム・ティー」を『開発』。発売を解したしたことを「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
クリーム・ティーとは、ジャムとクロテッド・クリーム付きのスコーンを紅茶(多くの場合、ティーポット入り)とともに供するメニュー。アフタヌーンティーほど量は多くなく、手頃な価格で注文できることから、ナショナル・トラストをはじめとする観光スポットでも人気のメニューとなっている。 ナショナル・トラストでは「誰もがスコーンを楽しめるように」と、今回の開発の意図について説明。担当者は、英国ならではの伝統料理のひとつといえる、クリーム・ティーをヴィーガンの人たちにも味わってほしいと力説。 ただ、なかなか厳しい言葉が聞かれているのも事実。「パサパサしすぎ」「見た目がよくない」と不満の声もあがっており、ヴィーガン向けメニューを美味しく仕上げることの難しさが伺える。ただ、ナショナル・トラストでは、「材料が異なるので、従来のスコーンとは味が違うと感じられるかもしれないが、ぜひ、一度お試しいただきたい」と話している。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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