ロンドンブリッジ・テロ、犠牲になった2人は受刑者支援…遺族が心情を吐露

写真左:ジャック・メリットさん
写真中央:サスキア・ジョーンズさん
写真右:ウスマン・カーン容疑者

■11月29日金曜日午後2時頃、ロンドンブリッジ付近で発生したテロで2人が死亡、3人が負傷した。犯人はその場で武装警官により射殺された。

このテロで命を落とした2人は、ケンブリッジ大が主催する元受刑者の社会復帰を支援するプログラム「Learning Together」に参加していたジャック・メリットさん(25)とサスキア・ジョーンズさん(23)だったことが分かった。2人はいずれも同大出身。当日は保釈中だったウスマン・カーン容疑者(28)もこのイベントに参加していた。

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カーン容疑者は2012年にロンドン証券取引所の爆破を企てた容疑で有罪となったが2018年12月に仮釈放され、以降イングランド中部のスタフォードで保護観察対象者として電子タグを常時装着することを義務付けられ、警察の監視下にあった。また、社会復帰を目的とする政府のリハビリプログラムへの参加を義務付けられていた。
メリットさんの父親デヴィッドさんは「ジャックは自分が真剣に取り組んでいたことのために命を落とした。今回の事件でジャックは、政府が囚人の刑期を意図的に長期化させたり、不必要に長期間収監したりするための口実に自分の死が利用されることを望んでいないだろう」とコメントを寄せた。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)