英国がベジタリアン大国に? 肉なしミールの売り上げ急増

■ スーパーマーケットでのベジタリアン・ミールの売り上げが、今年1年で18%も上昇。しかも、非ベジタリアン層による商品購入が増加したことが分かった。「デイリー・メール」紙(電子版)が報じた。

調査によると、英国内でのヴィーガン(完全菜食主義)人口はわずか3%ほど。そしてベジタリアン人口は21%とされているが、その中でも基本的に菜食生活を送るものの、たまに肉や魚も食べる「柔軟主義」のベジタリアンが増えているという。これは、非ベジタリアンが「柔軟主義」のベジタリアンに変わりつつあることが原因とされ、2025年までに英国人の半数が「柔軟主義」になるのではと懸念されている。
こうした「宗旨替え」をする傾向が高まっているのは、各スーパーによるベジタリアン・ミールの充実ぶりも一因と考えられている。

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今年に入って、「Greggs」は肉を使っていないヴィーガン・ソーセージロールを発売。また「M&S」や「Waitrose」も環境問題に配慮し、ヴィーガンやベジタリアン向けの肉・魚類を含まないミール・シリーズを次々と販売しはじめた。とくに「M&S」は、「カリフラワー・ポップコーン」「ロースト・マッシュルーム・ストロガノフ」=写真(TESCO提供)=など、50種類以上の商品を新発売した。
市場調査会社「Mintel」の調査では、「ヴィーガン食品をもっとも多く販売している国」として、英国はドイツを抜いて1位になったという。11月は「世界ヴィーガン月間」であるため、さらに肉の消費量が減るとみられている。

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)