肥満は多くの病気を招くとされ、肥満に分類される人が増加の一途をたどっている英国ではNHS(国民医療サービス)が大きな負担を強いられていることはご承知の通りだろう。しかし、影響が及んでいるのはNHSだけではなく、消防レスキューサービスについても、問題は深刻化していることが分かった。「デイリー・テレグラフ」紙が伝えた。
エレベーターに人が閉じ込められた事故から、木に登ったネコが降りられなくなったケースまで、英国で救出にあたるのは消防士たち。300キロの重さに対応する機器を備えているのは消防サービスのみで、太り過ぎで自宅の部屋から外に出られなくなった人たちを、階段が狭すぎて運べない時には2階の窓から下ろすなどし、病院に搬送する活動も請け負わざるを得ない。
この超肥満の人々に対する救出活動の要請件数が急増していることが明らかになった。2012~13年の1年間では430件だったが、2016~17年には853件、17~18年には1,026件へと増加。1日3件以上というハイペースになっている。
消防士たちに物理的に大きな負担となっているだけではなく、財政面でも圧迫。また、この「救出」活動中に、本業である消化作業への出動要請があった場合に、どちらを優先すべきか難しい選択を迫られることがあるとして、懸念が示されている。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
































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