昨年、クリスマス直前に約33時間にわたり、英国第2の空の玄関口、ガトウィック空港が機能を停止したことはまだ鮮明に記憶に残っているはずだ。ドローンが同空港敷地内で目撃されたからというのが理由だった。ドローンは1キロ程度の大きさのものでも、飛行機に深刻なダメージを与える可能性があるとされているためで、最終的には軍隊が出動する事態になった。ガトウィック空港では、離発着が再開されるまでに、キャンセルとなったフライトは 1000便に及び、15万人が足止めされた。しかも、未だにドローンを飛ばした犯人は突き止められていない。
ドローンの脅威を嫌というほど味わうことになったガトウィック空港と、英国第1の空港、ヒースローでは、再発防止のため軍事レベルのシステム導入に踏み切ったという。「デイリーテレグラフ」紙などが報じた。
ガトウィック空港が購入したシステムは約500万ポンド。ヒースロー空港はこれの2倍にあたる1000万ポンドが支出される予定。いずれも軍が使用するレベルのシステムで、敷地内にドローンが入り込むのを阻止すると報じられている。
ヒースロー空港では1月8日に約1時間、やはりドローンの目撃情報を理由に離発着を見合わせる措置がとられ、ガトウィックの二の舞か…と関係者、旅行者の両サイドをひやりとさせた。
有効利用も進むドローンだが、まさに諸刃の刃という存在となってしまったようだ。
By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)
























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