費用対効果が望めないから…体外受精を受けられるのは34歳まで!?

■英国ではNHS(国民保健サービス)でも条件を満たせば、無料で不妊治療を受けられ、体外受精(IVF)が始まってからこの40年の間に、25万人もの赤ちゃんが誕生しているという。しかし、実際には体外受精を受けられる年齢制限が一部の地域で「34歳まで」に引き下げられていることがわかった。BBC(電子版)が報じた。

ウェールズとスコットランドのNHS公式ガイドラインでは「42歳までの女性は体外受精を受けられる」と謳われているが、イングランドでは大幅に引き下げられており、195の臨床委託グループ(CCGs)のうち、全体の43%にあたる85のグループで、39歳以上の女性の体外受精希望を受け入れなかったことが判明。さらに12のグループが34歳以上の体外受精に際して一度きりの施術しか行わず、7つのグループに至ってはNHSでの体外受精を完全に打ち切っていたことが分かった。
体外受精の治療に年齢制限を設ける地域のうち、サウサンプトンでは「34歳以上の体外受精は費用対効果の観点から受け入れていない」という。保健省大臣のマット・ハンコック氏は現状を「受け入れがたい」と非難の姿勢を示しているが、財政難が叫ばれるNHSで改善を期待するのは難しいかもしれない!?  

By 週刊ジャーニー (Japan Journals Ltd London)